「10の研修テーマ」参加報告会「高齢者虐待防止」「感染症・食中毒予防」

2016.11.30 Wednesday セミナー・研修

11月28日(月)、「10の研修テーマ」参加報告会が開かれました。
 前回はこちら➡「10の研修テーマ」参加報告会「介護現場におけるプライバシー保護・倫理及び法令遵守」
 前々回はこちら➡;「10の研修テーマ」参加報告会「ターミナルケアへの取り組みと精神的ケアについて」
テーマは「高齢者虐待防止の理解と職員の役割」と「感染症・食中毒予防と蔓延防止」。
報告者はホームヘルプサービスサンタハウス弘前の介護職員 菊池信吾さんです。
菊池信吾氏
「高齢者虐待防止」
明確に虐待と言える行為は、判断しにくいものです。
例えば、食欲がなく何日も量を食べていない入居者様に対し、ムリにでも食べさせ薬を押し込む…という事例では、イヤがっているのにムリヤリ食べさせられている、とも捉えられますし、衰弱を防ぐために仕方のないこと、とも見ることができます。
これは見方によるので、一概に虐待だ!とは言えません。ただ、不適切ケアには当たるかもしれません。
不適切ケアがたくさん積み重なると虐待につながるおそれがあります。
入居者様の日常生活を安全で快適なものにするために、不適切ケアの段階で改善してみましょう。
 ・言葉遣いは適切ですか?
 ・意識や自覚、向上心を持って接していますか?
 ・ストレスをためずにうまく発散していますか?
特にストレスについては、気持ちに余裕がないといい介護ができないと言われています。
近年、介護はサービスは商品化されてきました。しかし、これらサービスには品質保証書などはありません。
我々ケアする者が知識を持って、介護の質を高めていきましょう。

「感染症・食中毒予防と蔓延防止」
食中毒には感染型と毒素型があります。
感染型は加熱殺菌が可能ですが、毒素型は加熱で菌が死んでも毒素が残っていればアウトです。

「食中毒を知れば食中毒を防げる」と言われています。
例えば、平成24年に起きた浅漬け食中毒事件。О-157により100名以上が発症しました。
原材料の消毒が不十分だったこと、衛生管理体制がずさんだったことが招いた事件でした。
そもそも浅漬けの塩分濃度は3%程度で、保存に適していません。
材料の野菜は新鮮な物を使い、葉を一枚ずつ、カットした後もよく洗い、調理したらすぐ食べましょう。
特に加熱できない食品は、流水で汚れと一緒に菌をよ〜く洗い流す必要があります。
予防の3原則「つけない」「ふやさない」「やっつける」で食事を楽しいものにしましょう!

以下に、虐待の判断基準食中毒予防の5つの鍵について掲載しています。興味のある方はご覧ください。

★排泄ケアと感染管理★花王プロフェッショナルサービス株式会社様の研修

2016.11.21 Monday セミナー・研修

11月17日(木)、花王プロフェッショナル・サービス株式会社の印田宏子様を講師にお迎えし、サンタハウス弘前全事業所職員対象の研修が行われました。
「感染症対策研修」「手指衛生とスキンケア研修」「インフルエンザ・ノロウイルス対策」に続き、花王様による研修は4回目です。
印田宏子様
テーマは「排泄ケアと感染管理」
おむつ交換の時に衛生上ずさんな取り扱いをしたため、入所者と職員が合わせて60人以上ノロウイルスに感染したというH県の事例を取り上げ、おむつ交換時の感染症予防と手指衛生のタイミングについて学びました。

前回までの研修のおさらいとして、感染症予防の第一歩は、見えないところには菌がある、と考えることです。

陰部洗浄時は、汚れや洗浄液が広範囲に飛び散っています。
飛びちりは目に見えるしぶきだけでなく、ミスト状になっていることもあります。職員はマスクをすきまなく装着することで感染を防ぎましょう。
おむつ交換の時に肌とおむつがこすれたり、正しく着用されないことでズレや圧迫があると、皮膚が傷みます。
傷んだところにおむつの中で皮膚がふやけ、抵抗力が落ち、排泄物が触れると、褥瘡になる可能性が高くなります。
これはおむつかぶれではなく、立派な皮膚炎です。
職員は入居者様の皮膚の変化を見落とさないようにしましょう!
花王サンプル
こちらは花王製品のサンプルです。
「入居者様に触れる前・おむつを外した後・新しいおむつを触る前、など適切なタイミングで手指消毒を行うのが望ましいのですが、難しいと言う方は携帯型のものがありますので、使用してみてはいかがでしょう」 と印田様より提案があり、さっそく参加者が試していました。

印田様、ありがとうございました。

研修★介護とくすり

2016.11.15 Tuesday セミナー・研修

11月14日(月)、「介護とくすり」の研修が開催されました。
福祉施設と薬はとても身近な関係ですね。
くすりの名前と効果、服用量、誤って与えた時の対処法などを学びました。

講師は、職員総合教育研修室の柳田一男室長です。
柳田一男室長
「決められた用法・用量を守り服用しましょう」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
これは、くすりの効果を最大限に引き出し、副作用を最小にするためなのです。
例えば、食前に飲む糖尿病のくすりがありますが、これをご飯の30分前などに飲むと低血糖になる恐れがあります。「いただきます」の前に飲むと、ご飯を食べた時に薬が効き始め、血糖の上昇を抑える効能を十分発揮してくれます。

〜高齢者への服薬の注意〜
高齢者は加齢により、水分量や筋肉量が低下しています。そのため水溶性の薬は効きすぎたり、脂溶性の薬は効果時間が長くなったりする傾向があります。
さらに低栄養状態ですとめまい・ふらつきなどの副作用が出やすいと言われています。元々筋力が低下した高齢者は、転倒リスクが高くなります(薬剤性転倒)。

また、ちゃんと服薬しているかどうか、現場の職員はチェックする必要があります。
柳田室長の体験談を紹介していただきました。
以前、くすりを飲むふりをする入居者様がいたそうです。なかなか血圧が下がらないので観察してみたら、飲まずに捨てていたということでした。直接伺ったところ、飲みづらくて辛かったとのこと。これは、錠剤から粉末薬へ変更することで飲むようになり、くすりの効果を得ることができたそうです。

誤ったくすりを与える、飲み忘れなどは起こりやすい問題ですが、慌てず対処しましょう。
誤って与えたら
くすりの名前・与えた量・服用時間、バイタルサインをチェックし異常がないか注意して上司に報告のうえ、介護記録と事故報告書に記載します。
飲み忘れたら
気づいた時点ですぐに服用します。ただし、1日3回飲むくすりは、1回ぬいて次のタイミングで服用します。短時間に2回分の薬を服用すると危険です。

「くすりの重要性と危険性」を理解したうえでのケアは、入居者様へのくすりの効果を大きくし、事故や副作用を防ぐことにつながるのですね。

研修★「メンタルヘルス研修〜パワーハラスメント〜」

2016.11.10 Thursday セミナー・研修

11月9日(水)、パワーハラスメントに関する研修が行われました。
講師は第二地域包括支援センターの福原智子さんです。
福原智子氏
職場で一番多いストレスは、人間関係だそうです。
「人間関係さえ良ければ人は大抵のことに耐えられます」と福原さんはおっしゃいます。

ハラスメントとはどのようなことでしょう?
遅刻を注意するなどは業務上の指導であり、ハラスメントとはいえません。
職場環境・人間関係が悪化する言動がハラスメントです。

本題のパワハラと判断される事例は、攻撃・否定・強要・妨害などです。
攻撃(机をたたく、書類をなげつけるなど)否定(人格否定や相談の拒絶など)に関しては、一回だけではハラスメントとは認められません。何度もあるとこれはハラスメントとなります。
一方、強要(残業の強要など)や妨害(業務上必要な情報を与えないなど)は、たった1回でもパワハラと認められます。

ハラスメントは上司から部下だけでなく、同僚から同僚へ、後輩から先輩へ行うパターンもあります。
自分も加害者になるかもしれないので、言動にはお互いに気をつけなければいけませんね。
参加者
さて、ハラスメントは放置するとエスカレートしていきます。
「指導料を払え」など金品を要求する犯罪へ発展してしまった例もあるそうです。
福原さんはハラスメントの予防についても教えてくださいました。
「まずは自分が健康で、幸せであること」
  • 食べ物がおいしい
  • カゼをひかない
  • 昼働ける
  • 夜よく眠れる
  • 毎日が楽しい
この5つができる人は、多少メタボでも高血圧でも、大丈夫なんだそうです。

「そして、ストレスは上手に解消しましょう」
ストレス解消のコツは
 1 疲れをためこまない   2 ストレス要因から離れる   3 食事の時間を楽しむ   4 共感してくれる人に話をする 
パワハラを受けないコツは、良好な人間関係を築き、まめに報告・相談すること、自己流に固執しない(柔軟になる)こと、言いたいことをきちんと伝えること、などです。
もしパワハラを受けたら、一人で抱え込まないことが大切です。
「話す」ことは「手放す」ことになるそうです。我慢強い人ほど抱え込む傾向にあります。
話を聞いた人は、「そうか、大変だったね」など共感する言葉をかけ、否定せず聞く姿勢でいましょう。

ストレスの解消とハラスメントのない風通しの良い職場環境には深い関連がありました。
福原さん、ありがとうございました。

「10の研修テーマ」参加報告会「介護現場におけるプライバシー保護・倫理及び法令遵守」

2016.11.05 Saturday セミナー・研修

11月4日(金)、「10の研修テーマ」の参加報告会が行われました。
➡「10の研修テーマ」については前回の研修をご覧ください。

テーマは「介護現場におけるプライバシー保護」「福祉現場における倫理及び法令遵守」です。
報告者はグループホームサンタの家 介護職員の中田倫代さんです。
中田倫代さん
個人情報は個人情報保護法という法律で制定されていますが、プライバシーは特に定められたものはありません。
しかしプライバシーの侵害は、憲法上の人権侵害にもなります。
個人情報流出とプライバシー侵害の実際にあった事件の裁判例を見てみると、
  • 市町村での個人情報の流出(住所氏名、性別、生年月日等)は、1人1万円の賠償額。
  • 大手エステサロンの顧客情報(住所氏名、性別、個人の悩み等)流出における賠償額は1人3万円。
この2つの違いは、情報の質、つまり秘密にしたい度合いが後者の方が高いために、賠償額に差が出ているそうです。

入居者様のプライバシーとは、排泄(音・におい・時間)、更衣(肌着)、病名、家族関係・財産関係などがありますが、これらはあけっぴろげに人に言える人もいれば、絶対に知られたくないと思う人もいる、とても曖昧なものです。
例えば病名なら、感染症の場合、その病気の知識がない人に偏見を持たれることも考えられます。

人に聞かれたくないことの基準は人によって違います。もし話をする場合は、小声で話す、個人が特定されないようにする、話す場所を変える、等の配慮が必要なのです。

なぜ、介護の現場で倫理や法令遵守がうるさく言われるかというと、弱い立場の人を相手にしているからです。
私達介護職員が意識して守らないと、力の差もありますし、さらに弱らせることも可能な立場にもあるので、入居者様を簡単に傷つけてしまいます。
介護施設は個人を尊重する所です。

たとえ、自分と合わない…苦手だな…と思う入居者様がいても、その人を傷つけたり、その人の生活の質を落としたりするようなことがあってはいけません。
「入居者様の個人情報やプライバシーを守れるかどうかは職員の意識にかかっています。サンタハウス弘前の信用や運営にも関わってきますので、今日から、日ごろ何気なくしていることを改めて気をつけてみましょう」と中田さんは締めくくりました。

入居者様が安心して生活するということは、質の高い介護を受けるだけではないのですね。
とても勉強になりました。

「10の研修テーマ」参加報告会「ターミナルケアへの取り組みと精神的ケアについて」

2016.11.04 Friday セミナー・研修

10月31日(月)、「10の研修テーマ」(社会福祉法人 青森県社会福祉協議会/主催)の参加報告会が、サンタハウス弘前7号館1階研修室で行われました。
「10の研修テーマ」とは…
以下の10のテーマに関する知識・技術を介護サービスに従事する役職員が習得することによって、介護サービス全体の質の向上に資することを目的に開催される研修会です。
1.認知症及び認知症ケア、 2.入所者のプライバシー保護の取り組み、 3.身体拘束等の排除、
4.ターミナルケアとターミナルケアにおける精神的ケア、 5.倫理及び法令遵守、
6.事故の発生又はその再発の防止(リスクマネジメントの考え方について機
7.事故の発生等緊急時の対応(リスクマネジメントの考え方について供
8.感染症、食中毒の予防及び蔓延の防止、 9.接遇とコミュニケーション、 10.高齢者虐待防止の理解
報告者は介護老人保健施設サンタハウス弘前の介護職員 三上駿介さんです。
三上さん
ターミナルとは人生の終末期のこと。
ターミナルケアとは、死が確実に接近しており治療が見込めなくなった方の苦痛を軽減させたり、家族を精神的な面から支援したりするケアのことです。
病院で死ぬのではなく在宅でも施設でも、最期まで自分らしく生きることが求められています。 サンタハウス弘前でも看取りを希望する入居者様を見かけます。

終末期にある方の症状と、その緩和ケアの方法が参考になったので一部紹介します。
終末期の症状には、1.痛み、2.呼吸困難、3.全身の倦怠感、4.食欲不振 が見られます。

1.痛みには、体の痛みだけでなく精神的な苦痛等もあります。ケアをする者は痛みを軽減する方法を知ることと細やかな配慮が必要です。
 鎮痛剤は、経口投与が望ましく、効力順に、少量から漸次増量していきます。

2.呼吸困難は、医療的な面からそのような症状が見られないのに患者様が「息苦しい」と訴えることがあります。精神的な不安を取り除く対応をとります。

3.全身の倦怠感の対処法は、体位を変える、腕や足を引っ張る、関節の曲げ伸ばし、おなかの上に手をのせる、などムリのない範囲で行います。

4.食欲不振の対処法は、栄養バランスよりも食べたい時に食べたい物をあげるようにします。
 お茶碗のご飯よりも小さいおむすびにする、など食べやすい工夫をして出します。
参加者
ケアする者に求められる態度は、親しみをもって傾聴し、その傍らに「いる」姿勢だそうです。
言葉だけでなく表情・しぐさでもコミュニケーションを取れますね。
特に効果的なスキンシップは「軽く背中をたたく・なでる・さする・もむ・おす」とのこと。
この辺は、サンタハウス弘前の理念を実現するための「和顔愛語」の精神にも繋がるものがあります。
目に見えない部分のケアの大切さを感じました。

★インフルエンザ・ノロウィルス対策★花王プロフェッショナル・サービス株式会社様の研修

2016.10.31 Monday セミナー・研修

10月27日(木)、花王プロフェッショナル・サービス株式会社の印田宏子様を講師にお迎えし、サンタハウス弘前全事業所職員対象の研修が行われました。
印田宏子氏
「感染症対策研修」「手指衛生とスキンケア研修」に続き、花王様による研修は3回目です。

今回は「インフルエンザ・ノロウイルス対策」です。
前回までの標準予防策について復習した後、それぞれのウィルスの特徴を学び、嘔吐物の処理については演習を行いました。

インフルエンザ
  • くしゃみ・咳などの飛沫および接触により感染。飛沫は1〜2m飛ぶため、近距離で接すると感染の危険性あり。
  • 熱が下がってもウイルス量は減っていないので、5〜7日安静にする。
  • 拡大防止対策は、他の入居者様から離すこと。マスクをしてもらえない時はカーテン等で壁を作る、個室が難しい場合は隣のベッドと間隔を約2mあけるなどする。また、ドアノブや電気のスイッチ等よく触る場所は頻繁に消毒する。

ノロウイルス
  • 接触感染。空気感染。10個程度の少量のウイルスでも感染する。潜伏期間は半日〜2日と短い。
  • 体調が回復または症状が出なくてもウイルスは体内にずっと残っているため感染が広がりやすい。
  • 特効薬がないため、対症療法ですみやかに体外に排出させる。
  • 次亜塩素酸水でふき取ることで多くのウイルスを除去できる。
嘔吐物処理については、1年に何度もあることではないので、処理の仕方を忘れがちです。マニュアルは処理キットの中に一緒に保管することはもちろんですが、この研修で実際の手順を目で見て覚えましょう。
まずは、処理の道具がちゃんとそろっているか確認します。処理の途中で「アレがない」と言って取りに行くと、汚染が広がってしまう可能性があります。
1. 裾の長いズボンをはいている時は床につかないよう、たくし上げる。袖もまくっておく。
   エプロン→マスク→ゴーグル・ヘアキャップ→手袋の順に着用。
2. 嘔吐物を吸水シートなどで被う。直接触らないようにダンボールなどを使ってかき集め、あらかじめ2枚重ねにしたポリ袋の中に捨てる。
嘔吐物を吸水シートで被う
3. 2枚重ねにしたポリ袋の1枚目をしばり、手袋を捨て、アルコールで手を消毒、新しい手袋を着用。
4. 嘔吐物は半径2mに広がっているので、広範囲に次亜塩素酸水をまき10分放置。外側(汚染の少ないところ)から内側(嘔吐物の中心)に向かってふき取る。
嘔吐物処理演習
5. 消毒が終わったら、汚れた部分を触らないように手袋→ゴーグル・ヘアキャップ→マスク→エプロンの順に脱ぎ、捨てる。
   ヘアキャップは脱いだ後バサバサと振らないようにしましょう。
6. 2枚重ねにしたポリ袋の2枚目をしばる。この時、空気を抜かずに縛るようにする。
7. 最後に流水+石けんの手洗いと、アルコールによる手指消毒を行う。
今回は床に嘔吐した場合で演習が行われましたが、車いすに乗っている状態、また寝たままで嘔吐する場面もあると思います。
特にマスク・手袋・エプロンなどは実際にその場面にならないと着用順がわからなくなります。
職員一人ひとりが感染拡大予防のために、手早く処理できるように手順を確認できた研修でした。

印田様、ありがとうございました。

研修★認知症ケアBPSDの対応方法について

2016.10.19 Wednesday セミナー・研修

10月18日(火)、サンタハウス弘前の認知症対応検討委員会が主催する、認知症ケア研修が開かれました。
お題は「BPSDの対応方法について」
講師は介護老人保健施設サンタハウス弘前の介護職員 佐藤ゆかりさんです。
佐藤ゆかり氏 さて、BPSD?って何でしょう?
BPSDとは… ehaviral and sychological ymptoms of ementia の頭文字をとったもので、「行動心理症状」と訳されます。 いわゆる「周辺症状」「問題行動」とされていた行動のことです。

認知症は、「中核症状(=必ず起きる症状)」と「BPSD(=人によって違う症状が表れる)」に分けられます。
BPSDには、帰宅願望、徘徊、被害妄想、介護抵抗など様々な症状があります。

どれが出るかは、本人の生活歴や性格と深く関係しています。入居者様の生活歴を知ることでBPSDが現れるか予想できることがあります。
…例えば、昔ご主人に浮気された経験のある人は、身近な人に冷たい態度を取られると、浮気しているのでは?と考え始め、大切な人から捨てられるという不安から、被害妄想や攻撃的行動といった症状が現れます。
認知症の方は意味もなく不穏な行動をとるわけではありません。そこにはなんらかの原因があります。
原因を考える時には、認知症の進行度を把握する必要があります。
これをふまえて、BPSDの対応策を考えるグループワークを行いました。

事例)
Aさんは夜中に起きだし、他の利用者さんの居室に入っていきます。 Aさんはどんな気持ちなのでしょう?

どんな生き方をしてきた方なのかは事例からはわかりませんが、様々な可能性を考えてみました。
「トイレを探している」「一人で寝るのが寂しい」「おなかがすいた」「不眠」「朝だと思って挨拶にきた」「起きたら仕事に行く人だったから職場に来たと思った」といった答えが職員から挙げられました。

それらに対してどのような対応が望ましいですか??
今度は対応を考えてみましょう。
「トイレに誘導する」「昼夜逆転の可能性があるので、日中作業を手伝ってもらったりお日様を浴びるように促す」「おなかが満たされると満足するかもしれないのでちょっとしたお菓子と温かいお茶を出す」「少しおしゃべりして気分転換してみる」など…自分ならこう対応する、という答えが出されました。
グループワーク
ちなみに、「今2時だから朝までまだまだだよ」というような返答は、認知症の方には時間の概念が通じないことがあるのであまり意味がないそうです。外の暗い景色を見せて「夜だ」と自分で納得してもらえるのがいいようです。

認知症対応検討委員会内での望ましい対応としては、不安を抱えて起きたと思われるので「どうしたの?」と声をかけ、要望を傾聴し、適した対応を取りましょう、とのこと。
大事なポイントは、無理して寝かせないこと声のトーンに気をつけ笑顔でいることです。

認知症状を理解していないと、入居者様の行動が疎ましく感じられると思います。
こんな風に対応すると、入居者様が安心するケアができるんだな、ということがわかる研修でした。

研修★「高齢者の低栄養は危険」

2016.10.13 Thursday セミナー・研修

10月11日(火)、全職員向け研修「高齢者の低栄養は危険」が開催されました。
講師は介護老人保健施設サンタハウス弘前の管理栄養士 山形保奈美さん。
山形保奈美氏
低栄養とは、.┘優襯ー不足、△燭鵑僂質不足、1浜椒丱薀鵐垢陵陲譟,砲茲辰瞳鮃を維持できないほど栄養が足りない状態のことを指します。
低栄養になると、風邪をひきやすくなり、抵抗も弱くなるので感染症にもかかりやすくなります。
筋肉の衰えから転倒、骨折ということになれば、寝たきりになる可能性も。
たんぱく質が不足すると要介護状態になりやすいというのを聞いたことがありますが、このような流れで寝たきりになるため、ということがわかりました。

高齢者が低栄養になる原因には、味覚の変化や嚥下機能と腸の働きが低下するなどして、食欲が低下することが挙げられます。
噛むことをおっくうに感じたり、認知機能が低下することで香りを感じにくかったり、唾液の分泌量が減るために消化不良を起こしたり…
研修参加者
入居者様の食べる様子を見ること、皮膚の炎症が治りにくいこと、などで低栄養に気づくことができます。

管理栄養士と現場にいる栄養士がバランスを考えたメニューを提供していますが、食事の大切さについては介護職員・看護師など他職種とも共有してお互い助け合い、楽しい食事ができる環境づくりや声掛けをすることで、入居者様の低栄養を予防していきましょう。

研修★「成年後見制度について」

2016.10.05 Wednesday セミナー・研修

10月4日(火)、全職員を対象とした研修会が開催されました。
テーマは「成年後見制度について」。
講師は居宅介護支援事業サンタハウス弘前のケアマネジャー、鳴海亨さんです。
鳴海亨氏
成年後見制度とは、認知症などにより判断力が落ちてしまった時に、その判断を代わりに行う保護者的な人をつくる制度です。
不要な高額商品を何度も購入してしまうなど、正常な判断が難しい本人に代わって、契約や財産管理をして支援します。

成年後見制度には、「法定後見制度」と「任意後見制度」がありますが、ご本人の判断力が低下した後と低下する前で利用できる制度が違います。
今回は特に、判断力が低下した後に利用する「法定後見制度」について覚えておきましょう。
研修風景
「法定後見制度」はさらに、ご本人の判断能力の度合いによって
「後見」…判断能力が著しく不十分な方(日常的に必要な買い物も自分ではできない方)
「保佐」…判断能力が不十分な方(日常必要な買い物等はできるが、不動産売買等はできない方)
「補助」…判断能力が低下しつつある方(日常生活に支障なく不動産売買も可能であるが、本人のためには誰かに代わってもらった方がいい方)
の3段階に分かれます。
成年後見人を利用するには、4等親以内の親族や市町村長が家庭裁判所に申し立てをし、後見人を選任します。

もっと詳しいことは、第二地域包括支援センターに聞いてくださいね!とのこと。
包括でも年に数回、成年後見制度に関する業務を行っているそうです。

サンタハウス弘前でも成年後見制度を利用している方がおります。多くの職員にはなじみの薄い制度ですが、入居者様のことをこういった側面からも考えることができる勉強会となりました。

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