災害対策セミナーを振り返って

2014.11.25 Tuesday セミナー・研修

11月22日(土)、災害対策セミナーの第2回目が開催されました。
福祉・看護従事者、学生、一般の方など、100名を超える参加がありました。



相馬市社会福祉協議会 常務理事兼事務局長 今野大氏より
「東日本大震災、その時、社協はどう動いたか」

津波がまさに迫りくる映像から始まりました。
手前の荒々しい波が車や小型船を飲み込む様子も衝撃的でしたが、その奥からさらに大きな波がやってくるのが見え、逃げ惑う人々の姿が記録されていました。
まず社協が行なったことは
〕弃膰郤圓琉柁欒稜А´避難者の受入れ ボランティアの調整 す睥霄圈障害者宅の訪問
でした。
その中で、7000食のおにぎりがみんなの手元に届くころには腐っていて食べることができず、飴玉一つで朝を迎えたという生々しいエピソードもありました。
その後の生活について、被災直後は避難所のプライバシーがまったくなく苦労したこと、仮設住宅に入居できても音が筒抜けで寒さも深刻であったこと、新しく復興住宅ができそちらに移ると、今度は引きこもりになり安否がまったくわからなくなってしまったこと、など問題が解決すると新たな問題が次々にあがります。
相馬市はどこよりも復興が早かった分問題にも一番早く出くわすということで、様々な対策が各地のモデルになっているとのことでした。
家族がバラバラになったことで孤立化を防ぐため、集会所でお茶会やサロンを開くことや全戸訪問してニーズを把握する、などという見守りや支援の取り組みは、生きがいづくりにもつながるため、今でも止める事のできない大切な街づくりの一環だということです。


相馬市地域包括支援センター センター長 愛澤俊行氏より
「相馬市の震災後から今にかけての介護保険」

災害が起きても通常業務は続きました。
震災時でも介護保険請求は停まりません。しかも特別措置が次々出され現場は混乱します。
震災後、居宅支援事業所と何度も災害対策の検証をした結果、災害時の情報提供の窓口は行政では不可能であるため、地域包括支援センターが窓口となりました。
災害時、苦労したことは燃料(ガソリン)の問題。市と協議するか、スタンドと契約するかなどの対策が必要であるとのこと。今ではメーターが半分になったら給油するようにし、何があっても車には半分以上のガソリンが入っている状態を作っているそうです。
避難所としての機能を果たしながらの通常業務では、市外から避難してきた、また県外へ避難していった要支援介護者もおり、よその市町村の居宅と委託契約を40件以上結んだとのこと。
また契約書の見直し、緊急連絡先の見直しを行いました。自宅だけでなく家族の職場の連絡先も控え、電話よりもメールが早くつながったことからメールアドレスを控える有効さもあげられました。
地域包括は助かったその後の生活を不憫なく送れるように、事業所としての準備対応を考えておかなくてはならない、と結んでいます。


最後は東北福祉大学 総合福祉学部社会福祉学科 都築光一氏より
「地域包括ケアシステムと福祉専門職の役割」

今回の震災は、他に例がないほど福祉が注目された震災でした。
ケアマネージャーなどの人材の活躍は大きく評価されました。しかしながらその後、福祉・看護従事者が減少し、介護を担う方々の負担が増え、その結果さらに離職が増えるという人手不足の悪循環が深刻になっています。
また、国の画一的な施策は地方の介護事情に合わず、都市に合せようとすると現場で働く職員にますます負荷がかかっています。
復興に向けた現在の福祉の取り組みは、そのまま地域が目指す地域包括ケアシステムとなります。
子供たちに何を残せるか… 気仙沼市立階上中学校の卒業式答辞を紹介していただきました。

・・・(中略)自然の猛威の前には 人間の力はあまりにも無力で 私たちから大切なものを 容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というには むごすぎるものでした。つらくて 悔しくてたまりません。
時計の針は 14時46分を指したままです。でも 時は確実に流れています。
 生かされた者として顔を上げ 常に思いやりの心を持ち 強く 正しく たくましく生きていかなければなりません。命の重さを知るには 大きすぎる代償でした。
    しかし 苦境にあっても天を恨まず 運命に耐え 助け合って生きていくことが これからの私たちの使命です。私たちは今、それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。(略)これから私たちが歩んでいく姿を見守ってください。必ずよき社会人になります(以下略)

大人が出来る事は、次を担う子供たちが希望を捨てないような社会を作り上げることでもあります。
子供たちに残していくべき地域社会として福祉の街づくりを行うこともその一つであり、そのために福祉人材の役割に対する期待度、重要性は大変大きいと感じました。


※このセミナーは、公益財団法人 日本社会福祉弘済会より「平成26年度社会福祉助成事業・介護事業所における大規模災害に備えた講演会実施事業」として、経費の一部について助成を受けています。

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